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逃亡被疑者が逮捕後,死亡したニュース

 読売新聞によりますと,北海道警が,一時不停止容疑で現行犯逮捕した男性が,逮捕直後に意識を失い死亡したようです。

 その男性は,警察官の停止命令を聞かず逃走,約80キロ離れた雪山に衝突して,車は停止しましたが,男性は,免許証提示を求める警察官に,パールを振り回す等して抵抗しました。

 最終的には,警察官は車の窓ガラスを割り,男性を引きずり出して,数名でうつ伏せ状態にし,逮捕したものですが,男性は既に意識不明で,その後,死亡が確認されました。

 本件は,逮捕における実力行使が問題となります。
 報道では,男性に外傷はないと書かれていましたから,武器の使用はなかったと推測しますが,警察官職務執行法第7条では,公務執行に対する抵抗の抑止のため必要であると認める相当な理由のある場合等には,武器の使用を認めています。但し,必要最小限度ですが…。

 今回,数人で制圧逮捕した訳ですが,現場では,その名の如く「制圧」するのですから,被逮捕者を抵抗できないよう又は観念するように,押さえつけたり,手錠をかけて身動きできないようにします。

 手を後ろにして手錠をかける後ろ手錠,酷い時には(後々,問題となる場合もありますが)足首まで手錠をかけることもあります。

 このような逮捕で後々問題となるのが,警察官の職務執行が
          特別公務員暴行陵虐致死傷罪
に問われるケースです。

 昨年,再審請求したようですが,昔,名古屋刑務所で起きた,刑務官が受刑者の肛門めがけて放水し,死亡させたという名刑放水死事件も同じでした。

 警察官だけではなく刑務官等(裁判官,検察官,書記官,検察事務官,特別司法警察職員らも含む)も同罪の対象となります。

 取調中に,暴行して喋らそうとしたというのも該当しますが,たまに聞くことがあるでしょう?

 本件は,司法解剖され,死因を探っていますから,もし,圧迫死だった場合等は,逮捕者は,同罪に問われる可能性が出てくると思います。

 テレビで,「警察24時」などを見ていますと,まだ穏やかに逮捕していますが(笑),現場ではそうもいってられない事も多く,被疑者の人権,被害者の保護等を天秤にかけると,本件のような事案は,難しいところです。
 
 勿論,いき過ぎはいけませんよ。
 
 反面,前述の名刑放水死事件は,執行猶予判決でしたから,案外,刑は軽いんだなと思いますがね。
                       [用心棒ぼやき]

 

 
 
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